頭の中のイメージや感覚を相手に伝える難しさ

世の中には、言葉で物事を考える人と、イメージで物事を考える人がいると言う話がある。
自分はどちらかというとイメージで物事を考えるタイプの人間だと思う。
なぜかというと、頭の中で考えることがイメージや感覚であることが多いからだ。


そのためと言うべきか、頭の中のイメージや感覚を相手に伝えるのはあまり得意ではない


なんといえばいいか、こう頭の中にあるイメージがあって、相手もそれを知っていること、つまり相手も同じイメージを思い描いていることを無意識に仮定した上で言葉にしてしまい、その結果としてお互いの認識にずれが生じるという現象がおそらく、話したいことを伝えられない原因だろうと思う
たとえば、殺すと言う言葉があるが、エンジニアにとって「アパッチを殺す」といった場合、「アパッチというアプリケーションのプロセスを強制的に終了させる」といった意味に取られる。対して、そこいらのチンピラが「アパッチを殺す」といった場合、「アパッチと呼ばれている人間の生命を奪う」と言う意味に取られるだろう。
ここで、使っている言葉は同じ「アパッチを殺す」であってもその意味するところは頭の中のイメージによって異なるというのは分かるだろう。
このあたりの常識のすれ違いが、お互いの話が食い違う原因では無かろうか・・・


その結果として、自分の思っていることを相手に伝えられないと言うことが起こるんだろうな・・・とふと思った