ライブドア(LDH)の配当来た・・・

よっしゃー・・・と思ったのは良いが、こいつはいろいろめんどくさい配当らしい

説明を読むとこの配当金は「資本余剰金」を減資とする「資本の払い戻し」となり、通常の「配当所得」には当たらず、「みなし配当」にも当たらないとのこと・・・
うーん、訳わかめ


で、結局のところ扱いとしては「みなし譲渡損益」となるとのこと。


で、それがいくらになるのかの計算もめんどくさい

1. 「資本の払い戻しなどにより取得した金銭等の価値の合計額」−「みなし配当額」=「収入金額とみなされる金額」
2. 「株式の従前の取得価額の合計額」×「純資産減少割合」=「取得価額」
3. 「収入金額とみなされる金額(=1)」−「取得価額(=2)」=「みなし譲渡損益」
・・・となるらしい


んで、「みなし配当額」は0円、「純資産減少割合」は0.416 と既に決められている。
「資本の払い戻しなどにより取得した金銭等の価値の合計額」は詰まるところ今回の配当額なので6500円となる。


「株式の従前の取得価額の合計額」は1株あたりの取得金額となるが、取得後に株式の併合が起こっているため併合前の取得金額に併合した株数をかけた値になる。
自分の場合は1株あたり100円で150株買い、50株分は端株として併合時に買い取ってもらったので、結局、1株あたり100円で100株となる。
したがって、「株式の従前の取得価額の合計額」は100円×100株=10000円となる


これで全ての値がわかったので式に当てはめてみると
1. 6500円−0円=6500円
2. 10000円×0.416=4160円
3. 6500円−4160円=2340円
・・・となり「みなし譲渡損益」は2340円となる。


で、さらに「資本の払い戻し」なので株式として投資した金額の一部が返還されたものと見なすようで株式の取得価格の調整が必要になる。

こちらも計算してみる

計算式は
「1株あたりの従前の取得価額」−(「1株あたりの従前の取得価額」×「純資産減少割合」)=「1株あたりの新しい取得価額」となる

「1株あたりの従前の取得価額」は1株だけなので「株式の従前の取得価額の合計額」と同じで10000円
「純資産減少割合」は先ほども出てきた0.416


したがって、
10000円−(10000円×0.416)= 5840円 となる
株式の併合前の価格にすると1株あたり58.4円程度になる訳か・・・



んで、「みなし譲渡損益」にかかる税金は通常の株式の取引に課される税金(=株式譲渡損益に対する税金)と同じとなる。
特定口座の場合は一般に申告が不要な場合が多いが、この「みなし譲渡損益」に関しては通常の確定申告が必要となる。
この場合、きちんと申告していれば損益通算も適用できるようだ・・・


■まとめ
(1).「みなし譲渡損益」は 「配当額」−「株の取得価額」× 0.416
(2).税務的には「みなし譲渡損益」は通常の株式の取引による損益と見なされる


・・・ふー
疲れた・・・orz


あ、あと複数株持ってる場合は株数をかけるとかの計算が必要かも・・・
計算とか認識とか間違ってたらつっこみよろしく・・・