太陽熱温水器と給湯器の組み合わせ

太陽熱温水器について調査中
日本ではあまり普及していないが最近は多少見直されてきているらしい。
太陽熱温水器のすばらしいところはお湯を作るのにほとんどコストがかからない点だ
必要なエネルギーのほとんどを太陽から取っているから当然と言えば当然だ


冬はどうなんだと言うのが気になるが↓によれば雪が振る冬の山形でも最大で41度、平均33度でもぐらいは確保でき、補助熱源機器(専用の給湯器か?)を使うことで十分使えるらしい。
http://www.eastern-tech.co.jp/contents/7_ecology/cpc_sora_max_qa.html


で、本題だが最近の給湯器だと太陽熱温水器をつなげられるのがあるらしい


エコキュート(電気式給湯器)の例は↓にあった
http://www-one.denso.co.jp/ja/newsreleases/050207-04.html
ただし、こいつは湯切れすることが・・・


エコジョーズ(ガス式瞬間給湯器)の例は↓にあった(ソーラー接続ユニットというのがそれ)
http://www.rinnai.co.jp/product/kyutou/rfs_k/auto_rfs_k_24.html


と言う訳で併用できるのだが、どちらを選択するかは「温水式床暖房」を使うかどうかと、「風呂に入る時間」で違うような気がする。(湯切れしないことを前提)


エコキュート+床暖房
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/diahot/yukadan/new/index.html


エコジョーズ+床暖房
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/living/yukadan/


なぜかというと、エコキュートは深夜電力でお湯を沸かすことでより低コストにお湯を沸かすことができるということが強みだからだ。

つまり、夜風呂に入る人の場合当然のように夜にエコキュートがお湯を沸かしてしまうため、昼間に太陽熱温水器がわかす必要性が格段に低くなり、エコジョーズのをつかった方が太陽熱温水器の力を利用しやすく有利である。
逆に、朝風呂に入る場合、使った分を昼に補充できるので夜にお湯を沸かす必要はなくエコキュートに有利である。


で、床暖房だが一日中つけていることを仮定すると、昼から夜にかけては太陽熱温水器が沸かしているお湯を利用し、深夜から朝にかけてはエコキュートが沸かしているお湯を利用するようにすれば効果的でエコキュートの方が断然有利に思える。
逆にエコジョーズを使った場合、ある程度タンクに容量がなければ夕方日が沈んでから朝に日が昇るまでの間全ての期間を太陽熱温水器のお湯でカバーするのは難しく、夜はガスを炊く必要がありそうだ


結局のところ大事なのは、コストのかからない太陽熱温水器で作ったお湯をいかに有効に使うかという問題で、それ以外に使用するガスや電気の量、というかそれにかかるコスト(=お金)を最小にする事を考える事が必要である。


うーん、家を建てたり、建て替え(リフォーム)したりするときには太陽熱温水器の導入を検討してみるのも良いかも知れない。


太陽熱温水器+エコジョーズ or エコキュート+温水式床暖房+太陽光発電(+IHクッキングヒーター?)で武装するとどれくらいコストがかかって、どのくらいで費用を回収(損益分岐点)できるんだろう?
このハイブリットシステムなら自分が使う冷暖房と電気ぐらいは回収できそうな気がする。
まだ、水道代と、電話代、プロバイダ代、NHK料金といろいろ毎月出ていくお金はあるがこれらも何とか無料にできないかな〜


しかし、太陽の力は偉大だな〜