損して得取れの税金対策

今年のFXの利益が雑所得の申請をするかしないかぎりぎりの感じ
ちょっとばかり、税金対策をしないと超えちゃうかな〜？
雑所得が多いと税金が余計にかかるので、何とか税を低く抑える方法を調べてみた

結論から言うと利益を20万以内に抑えるか25万以上の利益を得て税を払うかのどちらかがよさそう

仮にサラリーマンで年収400万と仮定するなら
給与所得控除は20% + 54万で給与所得は266万
FXの所得は雑所得となり給与所得と加算して課税所得が求められる
この課税所得に対して下記の税率をかけ、控除額を引いた物が最終的な税になる(その他控除などは無視)
195万円超〜330万円以下 10% - 97,500円

ここでFXの所得の利益が0万(20万以下)、20万、25万、30万のパターンについて計算してみる
0万 + 266万 = 266万、266万 * 10% - 9.75万 = 16.85万
20万 + 266万 = 286万、286万 * 10% - 9.75万 = 18.85万
25万 + 266万 = 291万、291万 * 10% - 9.75万 = 19.35万

で、利益0万の場合を基準として差を取る
18.85万 - 16.85万 = 2万
19.35万 - 16.85万 = 2万5千

雑所得が20万以下の場合に比べこれだけ余計に税が取られると言うことになる
FXでの利益が20万の場合、手元に残るのは20万 - 2=18万となり、20万以下の場合に比べて多くの税を支払う必要がある。
ここで、2万の税を持って行かれるより敢えて多少の損を出し、利益を20万以下に抑えたるとどうなるか？
そうすると雑所得が20万以下になるため、雑所得は0として扱えちょっとだけ税がお得になる。

この損を出すやりかただが、自分の場合、年末に赤がでている高値づかみした部分を売りに出して損を確定し、同時に、現在の値段で買い直すことで平均単価を下げると言うのがよさそう
こうすることで税として持って行かれるよりあえて損を確定し、税を取られないようにしてかつ平均単価を下げる事が出来る
まあ、限られた場合にしか使えないが「損して得取れ」ということで今年初変えそうなら使ってみるか･･･

ちなみに、FXでの利益が25万の場合、手元に残るのは25万 - 2万5千=22万5千となるが
この場合は、損を出して利益を20万以下にしても税に持って行かれるより多くの損が出るためおすすめ出来ない。
ただし、課税所得が330万以上で税率が高い場合はこの限りではない

さてさて、今年も残り後一月がんばっていきますか･･･